内臓脂肪症候群とも呼ばれ、内蔵肥満に高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病が合併している状態のことです。メタボリックシンドロームの状態を放置しておくと、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患の危険性が高まります。
内臓脂肪貯蓄のマーカーとしてウエストが男性:85cm、女性:90cmを超え、高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち2つに当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。
メタボリックシンドロームは生活習慣に密接に関係しています。生活習慣を少しだけでも改善するだけで、内臓脂肪を減らし、メタボリックシンドロームを防ぐことができます。
過食と運動不足を解消し、内臓脂肪を減らしましょう。
規則正しい食事(夜食や間食にも気をつける)、栄養バランスの良い食事 (カロリーだけに気を取られない)、腹八分目(年齢によっては五分目くらいでも)。
日常生活の中で積極的に体を動かす、有酸素運動を続ける、筋肉を鍛えて基礎代謝を高める。
鳥居泌尿器科・内科では、糖尿病、高血圧症、高脂血症などの生活習慣病の継続的な定期検査や内服薬などのフォローアップをしております。